重賞全頭診断【中山記念】

NEW2021.02.25 更新
【単勝人気別成績(過去10年)】

1人気【3.0.0.7】は3勝を挙げているが、好走回数自体は少ない。2人気【3.2.2.3】と3人気【3.1.2.4】は1人気と同じく3勝を挙げているだけでなく、好走回数も上回る数字を残している。4人気【0.3.2.5】は勝ち鞍こそないが、複勝率50%と高い数字を残している。その一方で9人気以下【0.0.0.36】は過去10年で1度も馬券に絡んでいません。

【産駒別成績(過去10年)】

ステイゴールド産駒【3.0.0.7】が最多の3勝。それに続くのはネオユニヴァース産駒【2.0.0.3】とハーツクライ産駒【2.0.0.3】の2勝。サンデーサイレンス系の活躍が目立っている。ただ、2,3着馬は多種多様な血統馬が絡んでいるため、「1着馬ならサンデーサイレンス系」という認識で良さそうだ。

【前走別成績(過去10年)】

前走中山記念組【3.0.0.9】と最多の3勝を挙げている。それに続くのは前走有馬記念組【2.1.0.5】。その他のローテーションで勝利を挙げているのは前走GI組。前走中山記念組あるいは前走GI組が好走していると言える。

【枠順別成績(過去10年)】

最多勝は3枠【3.2.1.6】。複勝率も50%と優秀な数字を残している。それに続くのは1枠【2.1.0.7】と7枠【2.1.2.14】の2勝。枠順別での成績に大きな違いはないが、中枠が分が悪いと言える。距離ロスが少ない内枠、揉まれない競馬がしやすい外枠が有利と言えそうだ。
 

全頭調教診断担当:TCR美浦時計班

■ウインイクシード

両サイドは稽古駆けする馬。その間に入ってプレッシャーを受けたが、鞍上・横山武騎手のゴーサインにしっかりと反応して、真っすぐ伸びきった。体を無駄なく使えて、フォームは力感十分。前走と変わらない仕上がりだ。

■クラージュゲリエ

CWコースで併せ馬。後方から追いかけてインへ。残り1Fで並びかけ、さあ追い抜くかと思ったが、残り150mで前に出られてしまった。こちらも、さほど追っていないことは確かだが、もう少し食らいついても良かったか。

■ケイデンスコール
坂路で単走。体を大きく見せ、前脚の踏み込みも力強い。馬が自信をつけている感じだ。やや、左右にフラフラしている点は気になるが、脚さばきには覇気を感じ、追われてからは真っすぐに走った。

■コスモカレンドゥラ
前走の関門橋S(3着)後、小倉に滞在。21日に小倉ダートで軽く追い切り、週中、栗東に輸送された。金曜日に軽く追い切って息を整える予定だが、中2週のローテーションでさらに輸送を挟むのでこれで十分。状態面では引き続き好気配を保っている印象。

■ゴーフォザサミット

蛯名騎手騎乗で併せ馬。前半行きたがるのは相変わらず。フットワークの切れ、迫力も全盛期のモノではなく、併せた3歳馬の方が勢いがあった。良化は見込めない。

■サンアップルトン
1週前は僚馬に遅れ。今週も弾むような走りは見られず、反応、時計ともに平凡。ビシッと攻め込んだ前走の方が仕上がりは良かった。下降気味。

■ショウナンライズ
単走で馬場の大外をぶん回す。やや頭は高いが、回転ピッチは速く勢いのあるフットワーク。ただ、前回もこんな感じだっただけに、上積み、変わり身は疑問。

■トーセンスーリヤ
10日、17日はコース追い。しっかりと攻め込んで直前は坂路に切り替えたが、素晴らしい走りっぷり。ゴール前も反応良く伸びて1F11秒9と切れに切れた。若干体に余裕はあるが、久々を感じさせないほど雰囲気がいい。

■ノーブルマーズ
前走2桁着順の8歳馬。だが、調教の動きは最も良く見えた。CWコースで単走。手前はスムーズに替えるし、前脚の動きも非常にダイナミック。首もしっかりと前に突き出し、覇気を感じさせた。連動して後肢の動きも非常に大きい。完歩の大きさはなかなかのものがあり、スピードこそ感じさせないが、ラスト12秒台前半で駆け抜けた。注目はゴール時に見せムチで刺激し、ゴール後もスピードを維持したこと。かなりの負荷が掛かっているはずだ。

■バビット
坂路で単走。首を激しく使い、前脚も大きく動いていることが分かる。ラストは後肢が激しく動き、ウッドチップをしっかりと蹴り上げている。闘争心と同時にパワーも見せつけた。有馬記念以来の実戦だが、心技体全て整っているとみていいだろう。

■パンサラッサ

坂路で単走。周囲に馬の多い時間帯だが、さほど気にしている様子はない。自分の走りだけに集中してラストは12秒1となかなか。ラストは首をしっかり使って前に出ようとする意思を明確にした。

■ヒシイグアス

金杯後も順調に乗り込みを開始。1月24日に時計を出すと、そこから坂路とコースを併用して週2本の時計をマーク。1週前は3頭併せの真ん中から、力強く伸びて両サイドを圧倒。今週は2馬身追走から早々と前を捕らえて、馬なりのまま豪快な伸び脚。5F68秒7-1F12秒5。体もパンパンに張っており、目下絶好調と言える仕上がりだ。

■ブラックバゴ
大井からの参戦。最終追い切りは大井で単走、5Fから58秒6から54秒7-40秒2-12秒7を馬なりでマーク。状態は平行線といったところか。中央在籍時は京成杯2着、中山金杯4着という戦績もあるが、明け9歳馬で上がり目はなく、相手も強く、厳しい戦いは必至だ。

■フランツ
坂路で併せ馬。ビシッと横に並び、これぞ併せ馬。闘争心を引き出し、懸命に食らいついた。ラストは遅れたが、気持ちを入れるという狙いはクリアした。馬場の荒れた時間帯。序盤からスピードを上げているし、ラストの13秒8はそこまで気にしなくていい。

■マイネルハニー

先行したが、直線は内2頭にあっさりと遅れてしまった。硬さがあって、年齢的にも変わり身は見込めない。

[関連リンク]
水曜調教速報「中山記念」
 

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